全国日本調理技能士会連合会とは

第51回技能五輪全国大会首都圏県開催

2014/04/10

青年日本一を競い29都道府県より59選手が出場

JAVADA(中央職業能力開発協会)主催「第51回技能五輪全国大会」は前回の長野県から首都圏に舞台を移し、平成25年11月22日(金)より11月25日(月)にかけて行われました。

技能五輪は昭和38年から実施されており、青年技能者の技能レベルを競う大会で、次代を担う青年技能者に目標を与え、優れた技能にふれる機会を提供することで技能の重要性をアピールし、ものづくりや技能の大切さ、素晴らしさを実感してもらうことが目的です。

昨年度は昭和64年1月1日以降に生まれた23歳以下の青年技能者、40職種、1,127名の選手が参加し、千葉市美浜区中瀬の幕張メッセを中心とした会場で開催。日本料理職種はいつも通り東京都豊島区南池袋の武蔵野調理師専門学校を会場に、11月22日午前10時30分より日本料理職種の競技説明と会場下見が行われました。

全調技連片田勝紀会長と主催者のJAVADAの清浦修総務企画部広報第二係長が挨拶し、長島博競技主査による競技内容の説明があり、中村昌次運営委員の補足事項や連絡事項、競技委員6名と激励に訪れた新たな東京都調技会(木浦信敏会長)執行部の紹介をもって終了しました。この後、中村昌次運営委員の説明による会場の下見が行われました。

昼食後、池袋駅から有楽町線にて新木場駅で乗り換え、JR京葉線の海浜幕張駅まで電車で移動し、イベントホールでの午後2時からの開会式に臨みました。都道府県旗入場、大会会長・厚生労働省の挨拶、内閣総理大臣からのメッセージ、大会技術委員長訓辞、選手宣誓が行われました。

競技日程は23・24日の二日間にわたり、日本料理職種は23日のみで午前のクラスは早朝の午前7時、午後のクラスは午前11時の受付時間までに競技会場に集合、本番前の競技説明を受け、2会場を使用して各都道府県代表選手59名による競技が行われました。

大阪府代表の仲川和馬選手が堂々金賞。銀賞3名、銅賞3名、敢闘賞7名

第一課題から第三課題までを午前のクラスは8時30分~12時20分、午後のクラスは13時30分~17時20分まで実施し、主査を含む12人の競技委員により厳正な競技採点と試食審査が行われ、その総合点を競いました。午前のクラス、午後のクラスがそれぞれ終了した時点で説明会教室に集合し、長島博競技委員主査の総評があり、選手全員に中央協会の参加賞及び全調技連会長名の賞状が片田会長から手渡され、解散となりました。

第51回技能五輪全国大会の成績発表は11月25日(月)午前9時より閉会式会場幕張メッセイベントホールで行われました。二日間にわたった競技会場での全競技の模様がダイジェスト版で上映された後、今回も成績発表はサプライズ方式をとり、職種別にそのつど大型ディスプレー上での公表となりました。

日本料理職種はいつもより早めの発表となり、敢闘賞から順に銅賞、銀賞、金賞の順に発表され、堂々の金賞は仲川和馬選手(大阪府・むろ多勤務)が獲得。以下各賞の入賞者は別記の通り告げられ、銅賞までの入賞者7名がステージの表彰台に上がりそれぞれメダルを戴き、最後に金賞受賞者には厚生労働大臣賞が贈られ、閉会しました。