全国技能士会連合会(全技連)とは

厚生労働省(旧労働省)の認可により、昭和60年6月24日に設立された法人です。

全技連は国家試験の技能検定に合格して技能士になった全国の技能士の連合体として、技能士の技能向上を図ると共に、技能に対する社会的評価を高め、日本の産業・経済の発展に寄与することを目的として活動しています。

優れた技能と高い志を持って後継者育成に取り組む技能士を「全技連マイスター」として認定する事業や全国技能士大会の開催及び技能グランプリや技能五輪全国大会などさまざまな技能に関するイベントに対し支援や協力などを行っています。更に、一般消費者に対して、インターネットによる「技能士のいるお店」の紹介や情報誌の発布による情報の擬供なども行うこととしています。

全技連マイスター事業の推進

毎年、特級、1級、単一等級の技能士で、20年以上の実務経験があり、優れた技能実績を持ち、後進の育成及び技能の伝承に熱心な人材を「全技連マイスター」として認定しています。

位置づけ

厚生労働大臣がきわめて優れた技能を有する方や技能を通じて働く人々の福祉の増進及び産業の発展に寄与した方などを卓越した技能者(現代の名工)として表彰しておりますが、全技連マイスターはその下位に位置づけております。

認定者には「認定カード」「楯」「認定証」が交付されます。

全国技能士大会の開催

全国の技能士が一堂に会して相互の情報交換、経験交流を深めるとともに技能士の社会的・経済的地位の向上を図ることを目的に、決意を新たに今後の励みを誓う大会です。

情報提供事業の拡充

  1. 技連「匠の技ネット」/「技能士のいるお店」紹介
    良質の製作物(商品)を安心して購入したいという消費者ニーズに応えるため、インターネット(全技連匠の技ネット)で優れた技能を持つ技能士のいるお店を紹介しています。このサイトに登録していたことで、商談が成立したという報告を多数受けています。
    URL: http://www.takuminowaza.net/
  2. 情報誌「全技連ニュース」の発行(年1回)
    技能・ものづくりに関する情報誌です。技能士の“情報交換のひろば”になることを目指し、全国の耳寄りな情報等を掲載しています。

受託事業

全国に技能士会・連合会及び傘下会員団体を持つ団体としての機能を活用して、技能士を中心とした技能継承事業関係の委託事業等の受託に向けて努力しています。

その他の事業

協力事業

  1. 技能グランプリ(隔年開催)
    共催団体として事業の促進を図る。
  2. 技能五輪全国大会・若年者ものづくり競技大会
    後援団体として選手の掘り起こし、育成事業の促進を図る。
  3. 地方行事への協力
    都道府県技能士会・連合会、技能士関係団体の諸活動、諸事業への支援

その他

  1. 全技連年金共済
    年金共済への新規加入不可で、共済制度の維持
  2. 全技連交通災害共済

 

一般社団法人 全国技能士会連合会
〒162-0844
東京都新宿区市谷八幡町13番地 東京洋服会館6階
TEL : 03-5946-8791 / FAX : 03-5946-8792
Mail : info@takuminowaza.net
URL : http://www.takuminowaza.net/